2010年02月02日
TwitterはPR目的で導入すると失敗する
今回のブログ記事は書籍「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」の
一部を切り取った内容です。映画の予告編のようなものです。笑
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Twitterの普及が広がってユーザーが増えてくると、企業が考えるのは
広告メディアとしてのPR効果です。いかにTwitterでPRをして
自社製品を売り込めるか、と考えるのは企業活動として
ごく一般的なことですが、私はTwitterをPR目的で
活用するのは非常に難しいと考えています。
Twitterは、主に自分の心の声をつぶやくツールであり、
いくらユーザー数が増えたとしても、自ら能動的に情報を
探している検索エンジンとは利用目的が全く異なっているのです。
そして、Twitterはユーザー自らが望んでいない広告に対しての拒否反応が強いのも特徴です。
その一方でTwitterでPRが成功している会社もあります。
パソコンメーカーのデルや中古カメラのフジヤカメラです。
デルは2007年からTwitter上に自社新製品の情報、
お客様相談窓口、IT系コラムなど複数のアカウントを作成して運用しています。
2009年12月のブルームバーグの報道ではデルがこれらのアカウントを
使用したPRによって2億円近い売り上げを得ることに成功し、
フォロワー数も約150万人になるとされ、大きな話題となりました。
フジヤカメラがTwitterを始めた時期は2009年7月とやや遅めですが、
店頭に並ぶ注目の商品情報と担当の方の何気ないつぶやきを織り交ぜ、
フォロワー数を伸ばしています。日本での中小企業によるTwitterPRの活用例として話題になりました。
この2社はTwitterでのPRが成功している事例として、
たくさんのメディアに取り上げられており、多くの企業が
追随して参入しましたが、ほとんどがうまくいっていません。
なぜこの2社が成功したかというと、こちらの2社は
いずれもすでにお客様のニーズが顕在化している市場に、
Twitter上で魅力的な情報提供を始めたから成功したと私は分析しています。
デルであれば、パソコンメーカーとして誰もが知っている知名度に加え、
パソコンという必要不可欠な製品で、かつ定期的に買い替える
必要があるという需要が存在しています。パソコンが古くなって
買い替えたいと思っているお客様が、同じ製品を安く手に入れるために、
デルのTwitter・アカウントをフォローしてキャンペーン価格で
購入したいというニーズが存在しています。
フジヤカメラのケースでは、デルのような知名度はありませんが、
中古カメラという趣味嗜好の製品で、自分が欲しいレアなカメラが
出たら二度と手に入らないかもしれない、Twitterで仕入れ状況を
いち早く把握して買いたいというニーズがあります。
この2社はTwitterというリアルタイム性やユーザーのニーズを
うまく活かしたPRを展開していますが、もう一つ大きな成功の要因に、
いずれの会社にも極めて高いTwitter運用ノウハウを持った担当者がいたということです。
Twitterはつぶやきでつながっているメディアであるため、
そこに企業広告のようなつぶやきばかりを流しているとフォロワーが離れていきます。
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では、Twitterを本当にビジネスで活用することはできないのか、
Twitterに会社として求めるべきことは何なのか、
本当にPR効果を得ることができないのかなどに切り込んでいきます。
日本で初めて?iPhoneとTwitterを全社導入し、その効果を
ブログ記事で公開したところ、大きな反響がありました。
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