EC studio EC studio 社長ブログ

2008年10月28日

キルギス ウルルン滞在記

■1日目

10月16日~10月22日までキルギス共和国に行ってきました。
行くきっかけは3年前からアウトソーシング開発に出している
ユニークテクノロジーズ社のアジス社長の結婚式への参加でした。

これまでも行きたいなぁと思いつつも、時間的な問題があって
なかなか行けませんでした。それでは早速キルギスレポートへ移ります。

キルギスは中国の左上に位置する中央アジアに属する国です。
ちなみに私の泊まったホテルは下記の場所になります。


大きな地図で見る

日本から直行便はなく、モスクワ経由かカザフスタン経由になります。
カザフスタン経由は車での移動も必要であるため、モスクワ経由を
選択しました。

ただ、モスクワ経由の場合、飛行機の乗り換えの待ち時間が
行きは5時間、帰りは10時間空港内で待機する必要があります。
つまりキルギスまではドア to ドアで軽く1日以上かかります。


モスクワ空港にて仮眠中。荷物が盗まれないように抱いて寝ました。

飛行機は非常に疲れましたが、キルギスのマナス空港に到着したら
MR.YAMAMOTOという札を持っている人がいたので、話しかけると
VIPラウンジに案内されました!いきなりのVIP待遇に驚き疲れが飛びました。


朝5時に空港に迎えにきてくれたアジスさんと。1年ぶりの再会です。

ホテルに到着して外を眺めると三蔵法師が通ったと言われる天山山脈に
朝日がかかってとてもキレイでした。山脈の高さは4000~5000~6000M?
※聞く人によって高さが異なりますが。。。笑
富士山より間違いなく高く、今までに感じたことのない山の迫力に感動しました。


朝日のかかった天山山脈。山のエネルギーを感じれます。


4000~5000~6000M?の山々が奥に連なります。エベレストもこんな感じかな?!

着いた日はアジス社長の結婚式の日でした。結婚式の当日で忙しいにも
関わらず、空港まで迎えにきていただきました。。。
まさか本人が来るとは思ってなかったのですが、うれしかったです。。


アジス社長宅のリビングにて。

少し仮眠して午後からアジス社長の実家にて花嫁のお披露目と
簡易なパーティが開かれました。着物を着ているのは私の妻です。
せっかく日本から招待されたのだから、やはり日本の民族衣装で
行くべきでしょうということで、結婚式用としては正式ではないそうですが
外国人に好まれるであろう着物を選んで大正解でした。(大好評ぶりは後ほどの写真で)


ロシア、カザフスタン、など他にもいろいろな国の方が来られていました。
テーブルの上に並んでいる料理の一つに馬肉のスモーク料理があるのですが
来客の中の一人がお祝いのために前日に馬を絞めたものだそう。。
日本では考えられないですね。キルギスでは羊を絞めれない男は
真のキルギス人の男ではないと言われるそうです。日本では
結婚の基準に必ずではなくとも、仕事とか年収とか財産を気にしますよね。
最近キルギスでも変わってきてるらしいですが、「羊は絞めれますか?」と
聞くこともあるそうです。

簡易パーティの後、結婚の契約のために登録所?と言われる場所に
向かいました。一緒に向かう車はリボンやお花で装飾しつつ
運転しながら、あちこちでクラクションを鳴らしながら向かいます。
すると全く関係のない車もクラクションを返してお祝いします。
結婚式に向かう途中の運転はルール関係なしです。笑
反対車線に出てジグザグ運転したり、窓から乗り出したりと、
何となく想像できますね?

そして、登録所に着くと結婚式の車で渋滞しています。
なんでも、町に大きな登録所がここだけらしく、金曜日にも
関わらず結婚式だらけなのです。登録の時間も10分~15分くらいで
その時間に遅れると後回しにされたり別日程になるそうです!


誰がどの新郎新婦かわからなくなるくらいたくさんいます。

また結婚式の日が金曜日ですが、特に休日ということでもなく
普通に行われるようです。ラマダン(断食)の時期を外すため
結婚式が重なるため平日にもするそうです。

キルギスはイスラムの国ですが、日本の仏教ほどのゆるい感じで
休日や法事の時のしきたりはイスラムに従いますが、1日のうちに礼拝もなく
豚も食べるし、お酒もガブガブ飲むしと、結構自由のようです。


日本のキリスト教式の結婚式のような、イスラムバージョンでした。


新郎アジス社長、新婦アジヤさんと記念撮影

登録が終わったのが15時頃でしたが、次はサプライズイベントが
あるということで着いた場所がなんと競技場?!
急に馬に乗った人達が出てきて、アクロバティックな馬乗りと
一対一の戦いのデモンストレーションをしたり、レースをしたり、
「結婚式は日本と良く似たスタイルですので安心してください」と
聞いていただけに、驚きもひとしおでした。笑


突然出てきて拍手がわき起こり、馬を使ったいろんな競技が始まりました。

そして一通り競技を終えると少し移動して立食パーティへ。
すると新郎新婦が馬に乗ってサプライズで登場!日本とあきらかに違う?!笑


新郎新婦共に見事に馬を操っての登場でした。

<キルギス豆知識>

キルギスはシルクロード上にある国で、昔キルギス人と日本人が同じ祖先で
肉が好きな人はキルギスへ、魚が好きな人は日本へ行ったという伝説があります。
嘘のようなホントの話ですが、顔がそっくりなだけでなくコマや凧揚げの
文化もあり、非常に親日な国で毎年1000~2000人の日本語スピーカーが
生まれているのです。ちなみに下の写真で私たち夫婦の両サイドはキルギス人です。


いかがでしょうか?!笑 しかもいきなり日本語で話しかけてくるのです。
「本当に日本人みたいに見えますね!」と言うと「私たちはあなた達が
キルギス人のように見えます。」と言われました。笑
※ロシア系もいますので欧米風の顔や中東っぽい顔もありますが
まるで日本人という人も少なくないです。

■キルギスニュース
写真左のインディラさんが日本語で書いているキルギスブログがこちら
これも見てもわかるように非常に日本語が堪能です。漢字の読み書きも。

そして似ているのは顔だけではありません。性格も謙虚で律儀で少しシャイで
日本人そっくりなのです。日本に憧れ日本文化について勉強している
キルギス人も多いのです。キルギス人に親しみを覚えずにはいられませんね?!
国自体は発展途上で道路事情やトイレの整備、停電、ネットのインフラなど
まだまだな部分も多いのですが、まるで昔の日本のようだと移住する日本人も
少なくないそうです。私は移住はしませんが、その気持ちは理解できました。

話を結婚式に戻します。18時から日本で言う披露宴が私たちの宿泊している
ホテルの1階で始まりました。18時から始まって終わるのは何と24時です!
本当はホテルさえ問題なければ朝までやるそうですが、ホテルの都合上
24時までとのこと。。。料理は常に出続けて、メイン料理が来るのは
23時過ぎと、、やっぱり日本とあきらかに違いますね?!笑

披露宴の内容はダンスや歌があるのは日本でもありますが、大きく違うのは
参加者全員がお祝いのスピーチをするのです。しかも、参加者は
250名前後と多く、中には大統領顧問、現役大臣、元大臣、その他
政府関係者、日本大使館、JICA、大学教授など、蒼々たるメンバーが。。

もちろんロシア語かキルギス語でのスピーチですので全く訳がわかりません。笑


また日本のビジネスパートナーが来ているというだけで目立っていた上に
妻が着物を着ていたのであちこちから引っ張りだこで写真撮影の嵐でした。
すべて私のカメラで撮っているので結局渡すことができずあまり意味のない
撮影ではありましたが・・・どんどんエスカレートしていって、披露宴が
終わる頃には「いつ日本に帰るの?それまでにうちに必ず寄りなさい」という
お誘いが止まりませんでした。

数時間会っただけでこんなに歓迎されるなんて、、世界ウルルン滞在記は
こんな感じだったのかなと少し想像できました。


23時過ぎにすべて出揃った料理がコチラ。。。絶対残る量だけに
もったいないなぁと思ったら、帰宅時にはすべてなくなっていました。
ビニール袋に全部一緒くたに詰めて、翌朝の朝食にするそう。
幸せのお裾分けという意味もあるようですが、あの脂っこい料理を
朝からはさすがにちょっと厳しいですね。

■2日目

2日目はアラアルチャ自然公園への観光です。ロシアやカザフスタンからの
友人も一緒にバスで1時間ほど。バスの中で飛び交う言語はロシア語、
英語、日本語で、時々話してる方も混乱してロシア語の中に日本語が
混じっていたりでワイワイ移動。笑


一台の車に15名がギュウギュウに乗ってます。

バーベキュー会場に着きました。少し山を見上げると雪が積もっていて
とても寒かったです。


周り一面山に囲まれています。


滞在中牛肉は一度も出てこないほどラム(羊)ばかりでした。

肉が焼き上がると「山本さん、早く食べてください早く。」と
急かされます。なぜなら寒いのですぐに肉が冷たくなってしまうから。笑
少し放っておくと本当に冷たくなります。妻もホッカイロを何個も出し
周りのみんなに配っていました。

「山本さん、キルギスにはこんなカイロはないですが、別のカイロがあります。
それはウォッカです!カンパーイ」とウォッカが次々に注がれます。
私も飲みましたが雪山の中でウォッカを飲むと本当に温まります。なるほどですね。

ロシアから来た方が言ってましたが、ロシアの男性の平均寿命は55歳らしく
「僕はもう23歳だからロシアではおじいちゃんです。」と、冗談を言ってました。
死因1位、2位は飲酒運転による交通事故と、ウォッカによるアルコール中毒。。。
いくらカイロだとしてもそれはさすがにウォッカの飲み過ぎでしょう・・・

そして夜は友人が経営しているというバーでロシアとカザフスタンの友人の
送別会をするというので参加しました。またまたウォッカとラムが出てきます。
お酒が入ってくるとダンスタイムの始まりです。


大きな体を軽やかに動かしながら奥さんと踊るアジスさん

夜も遅くなってきて11時半過ぎ。またまたダンスしましょうと誘われて
みんなで踊り始めると毎晩恒例の停電タイム。バンドの演奏も
できなくなり、それぞれの席に座りました。すると店員さんが
ロウソクやランプを持ってきて、飲みが再開されました。笑


3ヶ月も毎晩停電してるのでみんな慣れっこでした。

発電の90%以上を水力発電に頼るキルギスですが、
今年は何と水不足だそう。。。真冬に電気がなくなると
凍死する人が出てくるのでまだ電気がなくても耐えれる
この時期に夜23時~朝6時過ぎまで計画停電だそうです。。

■3日目

3日目は山に泊まりに行きましょうということで朝早く出発。
車の中で飲み物食べ物が必要なのでスーパーに入ると
お酒のコーナーにはウォッカがズラリ。


こんな種類のウォッカは初めて見ました。


ドライブ中に見える山はヒマラヤ山脈を想像させる。。

つい先日「世界ふしぎ発見」でキルギス特集が放送されていましたが
そこにも出てきたイシククル湖。水深700Mと世界で2番目に深く、
湖底には遺跡も沈んでいる神秘的な湖です。水もとてもキレイです。
100本以上の川が流れ込んでいるにも関わらず、流れ出る川は1本もなく
イッシーの噂も絶えない謎多き湖です。


アジスさんがプロポーズしたという思い出の場所で一枚


キルギスで出てくる肉は99%ラム、お酒はウォッカか赤ワイン、
そして朝、昼、晩に必ず出てくるのは揚げパンとこの写真の
プロフというピラフです。とにかく毎回出てきます!

ドライブ時間も3時間を過ぎ、トイレもないような場所まで
どんどん進んで行き、多少心配でしたが着いた場所は
とてもキレイなコテージでほっと一安心。

友人が経営しているというコテージ。新築の棟に泊まらせてもらいました。

着いたら早速「馬に乗りましょう。」と。もともと聞いていましたが
外は大雨。まさか乗らないかなぁと思ったらコテージから
ジャケットを借りてきて早速馬へ。


寒い上に大雨なので完全防備。馬に乗るのは2回目です。

夜は22時には停電になるということで、21時にお酒やトランプゲームを終え
お風呂に入ったり寝る準備と、なんとも健康的な生活です。笑
必然的に生活習慣が改善できますね。

■4日目


朝目覚めてみて外を見てみると、昨夜の雨が雪に変わり
一面雪化粧になっていました。

今日は山から町に戻り様々な場所に挨拶回りです。


キルギスのIT産業を支援しているJICAオフィスにて

そして次は日本大使館です。


初めて大使館に入りましたので多少緊張しました


大使を交えてキルギス地図の前にて撮影

次は大統領顧問の事務所へ


いろいろおもしろいお話ができました。キルギスの
国家戦略にEC studio とユニークテクノロジーズが貢献するかも?!

緊張する場所は終わり、最後にユニークテクノロジーズへ


日本からのお土産を渡しました。


今後の展開についてミーティングしました。


これからEC studio を通してユニークテクノロジーズへ
アウトソーシングを受けていく予定ですので、日本の顧客は
とにかく細かく報告することが重要だと伝えると
「EVERYDAY HORENSO(毎日 報告・連絡・相談)」と
英語でホワイトボードに書いていました。笑


民族衣装をお土産にもらい、全員で記念撮影


ユニークテクノロジーズの毎朝の掛け声です。EC studio でも
毎朝ECファイという掛け声をやっていますが、それのUT版です。


ディナーは元財務大臣も同席されました。

これで4日間のすべての予定が終わりました。非常に充実した4日間でしたし
今まで体験したことないようなことたくさん経験できました。

また、アジス夫妻には結婚式前後で多忙にも関わらずVIP待遇で
4日間つきっきりで案内いただきとてもうれしかったです。

キルギスもユニークテクノロジーズもこれからの将来
可能性に満ちあふれていますので、EC studio もできる限り支援し
共に成長していきたいなと思っています。


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